PythonでWindowsのファイルパスを扱う方法

概要とサンプルコード

PythonでWindowsのファイルパスを扱うには、標準ライブラリのosモジュールを使用することができます。

osモジュールには、様々なファイルシステム操作を行うための関数が用意されています。

Windowsでは、ファイルパスを表す文字列は、通常、\を使用して区切られます。
しかし、Pythonでは、この文字はエスケープ文字として扱われます。
そのため、\を文字列の一部として使用する場合には、\とする必要があります。

次に、Windowsのファイルパスを扱う例を示します。

import os
# ファイルパスを表す文字列
file_path = 'C:\\Users\\User\\Documents\\file.txt'
# ファイルを開く
with open(file_path, 'r') as f:
# ファイルの内容を読み込む
content = f.read()
# ファイルを削除する
os.remove(file_path)

ファイルパスにスペースや日本語が含まれる場合

注意: Windowsでは、ファイル名やディレクトリ名にスペースや日本語が含まれる場合には、”で囲む必要があります。

import os
# スペースや日本語を含むファイルパスを表す文字列
file_path = 'C:\\Users\\User\\Documents\\"My File.txt"'
# ファイルを開く
with open(file_path, 'r') as f:
# ファイルの内容を読み込む
content = f.read()
# ファイルを削除する
os.remove(file_path)